WORLD

星ノ国の世界

PROLOGUE

星ノ国のはじまり


むかしむかし、世界は暗く、人々が国を持たなかったころ。
人々は荒野の片隅で、災厄に怯えながら暮らしていました。


憐れに思った天の星々は、それぞれ人間を選び、自らの光を分け与えました。
選ばれた人間たちはその力で災厄を退け、荒野を拓き、それぞれの国を築きました。
国々には星々の名がつけられ、加護は後の世へと受け継がれていきました。
その力を継ぐ者を、人々は「星裔」と呼びます。


しかし長い年月が経ち、その秩序は少しずつ綻び始めていました。
人々は再び、いつ訪れるとも知れない災厄と隣り合わせに暮らしていました。


そんな世界には、古くからひとつの伝承が残されています。
――地上から星の光が失われるとき、ひとりの星女が現れる。


GLOSSARY

世界の用語

恒星神

人々に光を分け与えた、星の神々。各地に異なる加護を授け、星ノ国の文明の礎となった。

星裔

星の加護を受け継ぐ者たち。その選ばれ方や社会での役割は、地域によって異なる。

星具

星の力を宿す道具。地域によってさまざまな形を持ち、人々の暮らしや土地を守るために用いられている。

星獣

人々の暮らしを脅かす、獣の姿をした災厄。星裔たちは星の力を用いて、その脅威に立ち向かう。